共通データ仕様の活用方法 (3/3)

構造を表現可能な形式のデータモデルの設計

 構造を表現可能な形式とは例えば、XML、JSON、JSON-LD、NGSI V2、NGSI-LDなどの形式を指します。前ページの表形式の場合は構造を表現できないため個々の利用目的に合わせて最適化する必要があり、複雑な手順が必要でした。また、目的外の二次利用には制約がありました。一方、共通データ仕様は元々構造を表現可能な形式を意識して策定されているのでこちらの手順は単純ですし、利用目的を厳密に定義しなくても策定可能です。

 共通データ仕様はNGSI V2に準拠していますが、他の形式のひな形(ドメイン・データモデル)として活用する事を意識して、他の形式にも抵触しない様に配慮してあります。例えば、以下の通りです。

  • JSON-LDやNGSI-LDに抵触しない様に”@”が付く項目名は使わない
  • NGSI-LDに抵触しない様に、NGSI V2特有のMetadataは使わない
  • “id”はNGSI-LDの形式を採用してある
  • 期間や開館時間帯などの表現はグローバルスタンダードの語彙集であるSchema.orgを継承している

従って、構造を表現できるデータ形式に対しては、共通データ仕様はそのまま利用可能です。

但し、JSON SchemaはNGSI V2にしか対応しておりません。

用語や項目の追加

 共通データ仕様を継承して各種業務のデータを設計する場合、項目や用語が不足する場合があります。その場合は以下の様に追加する事ができます。

  • 用語の追加
    用語は勝手に追加できません。もし勝手に追加してしまうと、後で別の人が用語を正式に追加した際に別の用語を追加されてしまい、用語の共通化が崩れてしまう事が懸念されるためです。追加したい場合はこのページの右上にある「コメント投稿」から事務局宛に追加の要求をします。尚、この要求はPPP共通データ仕様協議会のメンバである必要があります。
  • 独自の項目の追加
    共通データ仕様の項目名には”x-“で始まるものは、将来含めてありません。従って、x-で始まる項目は自由に追加できます。但し、別の人が同じ内容の項目を正式に追加する可能性があるので、他の会社や業務などでも使いそうな項目は、次の方法で正式に追加してください
  • 共通データ仕様に項目を追加
    追加したい場合はこのページの右上にある「コメント投稿」から項目の追加の要求をすることで追加できます。尚、この要求はPPP共通データ仕様協議会のメンバである必要があります。