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多目的データモデル (多目的データ仕様)
PPP共通データ仕様協議会の造語です。文字通り、多目的に活用できるデータモデルですが、その特徴はモノやコトの単位にデータモデルが策定され、データ間がリンクで結ばれています。これにより、現実世界や仮想世界のモノやコトをそのままデータとして表現できるので、多様な目的でデータを活用可能となります。
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データ仕様
データ仕様とはデータがどの様なモノやコトを指しているのか、そのモノやコトは他のモノやコトとどの様な関係があるのか、そのモノやコトにはどの様な属性があるのか、そして関係や属性にはどの様な制約があるのかを示す決め事です。データ仕様は技術的にはデータモデルと呼ぶことが多いです。たとえは、「人」のデータ仕様では、人は「建物」と「住居」という関係があるなどと定義します。また人の属性としては「氏名」や「生年月日」などの属性があると言いますか。生年月日は例えば西暦で”YYYY-MM-DD”の形式で記入するなどの制約事項があり得るという感じです。データ仕様は英語ではdatamodelsと複数形で表現する事でデータモデルの集合体を表現しますが、日本語では複数形が無いので、仕様全体をひとまとめにする場合はデータ仕様と呼んでいます。
データベースシステム
データベース(データ基地)とは文字通りデータを集積して利用可能としてあるものです。従って、データベースシステムとはデータを集積してあるシステムです。人事システム、経理システムなどと並ぶ概念ではなく、人事システムであっても、経理システムであっても、ある程度の条件が満たされていれば人事向けのデータベースシステム、経理向けのデータベースシステムと呼ぶことも出来ます。この「ある程度の条件」について色々な説明がなされますが、大体以下の様な内容です。
- データが集積されている事
データがアチコチに散乱しておらず、集積されている。集積場所は一か所である必要はなく分散的に配置されていても構わないが、同じデータが複数個所にあり、どちらが正(マスター)であるか分からないような分散化はデータベースとは言いがたい - データの管理システムが存在する事
誰にアクセスさせるかの管理機能、停電などの各種不具合への対策、格納・検索・絞り込み・更新などのアクセス機能などを備えている一般的には「データベース管理システム(DBMS)」というソフトウェアなどを活用してデータの管理システムを構築する事が多い - 統制する仕組みが組織にある
そのシステムの責任部門などが明確になっていて、データの正当性やデータモデルの更新などを実施する主体となっている。前出の分散配置したデータの集積場所であっても、統制がちゃんと決まっている必要があります。例えば、全てのデータの統制を特定の部門で実施する場合や、顧客情報は営業部門で社員情報は人事部門などと分担する場合などがあります。
データベースシステムに対抗する概念に「ファイルシステム」があります。
データモデル
本来データモデルとデータ仕様は同じものです。データモデルとは文字通り電子データのモデルであり、電子データという電子的な帳票のひな形を指します。つまり、電子データがどの様なモノやコトを表現するものであり、どの様な項目が含まれ、各項目にはどの様な内容がどの様な制約の下で記述され、そしてその電子データが他の電子データとどの様な関係があるかを記述したものです。また、データモデルのひな形もまたデータモデルと呼びます。データモデルのひな形のひな形のひな形・・・と辿っていき、もっとも基になる(抽象度が高い)データモデルをコアデータモデルと言います。コアデータモデルはデジタル庁がGIFの中で公開しています。
共通データ仕様の中では、項目の記述に対する制約の一つである「用語」を強調するために、用語を除いた仕様をデータモデルまたはデータの形式と呼ぶ場合があります。
電子帳票
電子帳票が何を指しているのか決まった定義は見当たりませんが、本ホームページではICTシステムがPCの画面やスマホやタブレットのアプリを通じて表示する帳票を指します。電子帳票システムと称するクラウドサービスが多くのベンダから販売されているため、それを倣って電子帳票と呼んでいます。
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都市OS
正確には少し差がありますが、実用上はエリアデータ連携基盤と同じと考えて構いません。都市OSは先進技術であろうがなかろうが、複数のアプリ等で共通に使う部品は都市OSの一部と定義してありますが、エリアデータ連携基盤の定義ではプリケーションの一部と定義しています。しかし、何をもって先進的な技術なのかが不明であるため、この定義の差は意味を持たないと考えられます。



