構造を表現可能な形式のデータモデルの設計
構造を表現可能な形式とは例えば、XML、JSON、JSON-LD、NGSI V2、NGSI-LDなどの形式を指します。前ページの表形式の場合は構造を表現できないため個々に最適化する必要があり、複雑な手順でした。共通データ仕様は元々構造を表見可能な形式を意識して策定されているのでこちらの手順は単純です。
共通データ仕様はNGSI V2に準拠していますが、他の形式のひな形(ドメイン・データモデル)として活用する事を意識して、他の形式にも抵触しない様に配慮してあります。例えば、以下の通りです。
- JSON-LDやNGSI-LDに抵触しない様に”@”が着く識別子は使わない
- NGSI-LDに抵触しない様に、NGSI V2特有のMetadataは使わない
- “id”はNGSI-LDの形式を採用してある
- 期間や開館時間帯などの表現はSchema.orgを継承している
従って、構造を表現できるデータ形式に対しては、共通データ仕様はそのまま利用可能です。
但し、JSON SchemaはNGSI V2にしか対応しておりません。



