ケーススタディ#3 – FMシステムが直接共通データ仕様の形式の電子データを出力 (6/6) — 付録

[付録] エリア・データ連携基盤への登録

 本ケーススタディでも将来的にはエリア・データ連携基盤が各自治体に整備される事を想定して電子データをエリア・データ連携基盤に登録する例を紹介します。エリア・データ連携基盤としては、デジタル庁が推奨するFiware/Orionを前提として記述します。

 本ケーススタディでは、ケーススタディ#1や#2と異なり最初からエリア・データ連携基盤に登録出来る形式のJSON文を出力しています。従って、そのままエリア・データ連携基盤に入力すればそれで登録は終了です。そこでこの付録では、WindowsのPowerShellのコマンドを紹介します。尚、この例はWindowsのPC内にデジタル庁の推奨モジュールであるFiware/Orionを立ち上げて登録した例です。従って、ファイルやURL等は適宜変更してください。

■自治体情報の登録

curl -iX POST -H "Content-Type: application/json" -d @d:\KureCity.json "http://localhost:1026/v2/op/update?options=keyValues"

■包括施設管理事業者情報の登録

curl -iX POST -H "Content-Type: application/json" -d @d:\HarryCorp.json "http://localhost:1026/v2/op/update?options=keyValues"

■管理対象の公共施設の登録

curl -iX POST -H "Content-Type: application/json" -d @d:\Yoshiura.json http://localhost:1026/v2/op/update

■施設情報の登録

curl -iX POST -H "Content-Type: application/json" -d @d:\Shirokuma.json "http://localhost:1026/v2/op/update?options=keyValues"