機種 (DeviceModel)

説明

2023-04-15

  設備の機種などの設備の共通情報を登録するためのデータモデルです。①は、公共施設の施設管理において登録が想定されるAttributeです。

データモデル

2023-04-15

Data Model説明
Attribute name回数type補足
id1::1TextNGSI-LDの仕様に合わせ、次の形式の識別子とする。”urn:ngsi-ld:DeviceModel:”<一意となる文字列>。一意となる文字列は、例えば国名コードとメーカの法人番号の後にハイフンを挟んで型番を並べたもの。必須
type1::1Text必ず”DeviceModel”の文字列でなくてはならない必須
alternateName0::1Text通称を入れる (もしあれば)
annotations0::nArray設備に関する注釈
brandName1::1Text機器のブランド名を設定する。例えば”しろくまくん”。必須
category1::nText設備の種別。列挙型項目。定義はBuildingComponentを参照必須
color0::1Text機器の色を設定する。例えば”白”
controlledProperty0::nText検知・制御・計測する対象。列挙型項目。定義はControlledProperty。例えば”水位”、”温度”など。
dataProvider0::1TextこのEntityに対するプロバイダを特定する文字列。今回のユースケースではプロバイダは存在しません。
description0::1Text機種報として公開可能な詳細情報
deviceClass0::1Text制約条件付きデバイス(constrained device)のクラスです。RFC7228で規定。制約条件付きデバイスではない場合、意味を持ちません
documentation0::1URIデバイスのドキュメントに対するリンク
energyLimitationClass0::1Textこれも、デバイスのクラスです。RFC7228で規定されています
function0::nTextデバイスの機能です。SAREFで規定されており、levelControl, sensing, onOff, openClose, metering, eventNotificationなどがある
image0::1URLデバイスの写真等のurlです。
manufacturerName1::1Textメーカ名を設定する。例えば”日立製作所”必須
modelName1::1Text機器のモデル名を設定する。例えば”RAS-DM28KE8″必須
name0::1Text機種に個別に名称が付いているときに、その名称を設定する
owner0::nText所有者のidです。施設と設備で所有者が異なる場合などに使います
seeAlso0::nText追加情報のURIを格納します。つまり、idやurlが入ります。
serviceLife0::1Number耐用年数です。会計上、税務上の耐用年数ではなく、実際に利用可能な年数です
source0::1Textデータ提供者のurlです
supportedProtocol0::nTextサポートしているプロトコルです
supportedUnits0::nTextサポートしている測定値の精度です

技術情報

2023-04-15

定義名DeviceModel
継承元データモデルSmart Data Models/DeviceModel
参照データモデルなし
URIhttps://ppp-database/spec/datamodel/DeviceModel
補足設備の機種などの機種間の共通情報です。Smart Data Modelとの相違点は次の通りです。controlledPropertyの列挙型メンバの定義が日本語になっている点、controlledPropertyが省略可能となっている点、deviceCategoryとmacAddressを削除した点です